講演はスイス在住の節子・クロソフスカ・ド・ローラ夫人。
画家バルテュス氏と結婚されてスイスの山荘グラン・シャレで暮らし。
いつも和服暮らしの生活をされている節子夫人です。
和と洋とを融合させた≪節子流ライフスタイル≫を聞いてきました。
今日の講座の募集人数は150人。
参加費用はお茶とお菓子付きで5000円とちょっとお高い
でも満席でした。
男性の受講者も数人いらっしゃいました。
着物姿の方や本物のセレブ!と思う女性も沢山参加されていました。
節子夫人は学生時代に外国の方と大恋愛したいなぁ!!!
外国に住んで生活したい!!!
と思っていたそうです。全部実現されたんですね。
ご主人の画家バルテュス氏が着物ファンで
いつも着ていて欲しい!ということで着だした着物。
最初は面倒だった着物ですが・・・・・・・・
着物の生活はとっても良いそうです。毎日着ているともう自然。
夏は涼しいし、冬は暖かい。とっても便利なんです!とおっしゃっていました。
私は節子夫人を知ったのは
家庭画報でのスイスシャーレー(スイスの家)の写真に興味をもったからでした。
節子夫人がスイスの山荘グラン・シャレを購入した時のお話↓
ローマにバルテュス氏と節子夫人は住んでいました。
でもスイスでバルテュス氏が絵を描きたい!
ということでスイスに家探しに二人で出かけました。
ローマの家は大きかったのでスイスの家は小さな家を探していました。
ちょっと疲れたのでホテルでお茶をすることにしました。
ホテルの1歩入った時、節子夫人は後ろにいたバルテュス氏に
「ここを家にしたい!」と本気で言ったそうです。
でもここはホテル。無理に決まっている。
お茶をしていたらオーナーがいらして
「素敵なホテルですね!良いですね!」と凄く誉めたそうです。
そうしたらオーナーが
「今このホテルは売りに出しているのですが、売れないんです」との答え。
すぐ「是非私達が欲しいです!」ということを言ったら
バスタオルも食器もシーツも何もかも付けて差し上げます。
と言ってくれたそうです。
結局スイスの家は小さな家ではなく、ものすごく大きな家になってしまったそうです。
グラン・シャレは沢山の部屋があり部屋ごとにリボンを置いてある部屋
空き箱の置いてある部屋
刺繍の部屋などテーマごとに分けてあるそうです。
「なんせお部屋はいっぱいあるので・・・・・・・・・・」
と何回も言われて面白かったです。
20歳だった数十年前に、
仕事で来日した50代のバルテュス氏と出会い恋に落ちた節子さん。
ですから、バルテュス氏と節子夫人との年の差はだいぶあります。
スイスの山荘グラン・シャレを購入した時のバルテュス氏の年齢は70歳。
それまでは、バルテュス氏の絵は良い作品を描きたい!
それだけでそれが何年かけてもよかったし
自分の好みの絵を描いていた!たまたまその描いた絵に値段がついた・・・・・
そんな感じできたが70歳で、もの凄く大きな買い物(家)を購入したので
それからのバルテュス氏は売れる絵を描くために
毎日お昼も食べずに絵を描くために集中して描いていたそうです。
〜大きな家族への愛ですね〜
バルテュス氏は2001年2月に92歳で他界する時
病院から先生と看護婦さんにグラン・シャレまで連れてきてもらい
最後の3時間は節子さんとお嬢さん3人で会話がなかったけど
静かにアトリエでお別れの素晴らしい時間を過されたそうです。。。
オードリー・ヘップ・バーンさんと友人でよく遊びにいらした時のお話や
エリザベス・テラーさんのお母さんとお食事した時の
接客サービスの素晴らしかったこと!
など1時間半があっという間の講演でした。

【何をするにも一生懸命、そして愛をこめて】 していらっしゃるそうです。
「これをしませんか?」
例えば今日のような講演のお話も大勢の方の前でお話するなんてと思ってしまいますが、
すべて冒険と思ってなんでも
「ハイ!」とOKしているそうです。
女学生に戻ったように色々な冒険をしているのでとても楽しいそうです。
(私は何でもノーと言っているのですが・・・・・・マネしたいですね)
「お勧めの本を教えてください!」との質問への答えは
お勧めの本は【紫式部】・【万葉集】の原文で読むことをお勧め!
【泉鏡花】もお勧めです。
ちょっと私には難しそうですね。。。
でも今度本屋さんに行ってみようと思いました。
節子夫人と最後に握手をしてもらい
今日の講演の感激した感想を言って帰ってきました。
愛のあるやさしい〜〜〜握手でした。
素敵な出会いに感謝した1日でした♪



